限定解除日記

このページは私が限定解除するまでの軌跡です。これから限定解除をしよう としている人(特に千葉県)の多少の参考になれば幸いです。


準備期間

2輪の免許を取得してから、いつかは限定解除したいと思ってたのですが、 本格的に取ろうと思ったのは去年の11月でした。先ずバイクの雑誌で 限定解除の練習所をチェックし、fj.rec.motorcycle でそれらの練習所の 評判を聞きました。色々とフォローやメールを頂き、初めは安く済ませよ うと思い交通安全協会が行なっている講習会を受けようとしましたが3月 まで受けれないことが分かり、「ライディング スクエア アドバイス」 という練習所に通うことにしました。しかしその後すぐに事故ってしまい 限定解除計画をしばらく中断することにしました。

再始動

そして2月の終りに少し落ち着いた頃、再び限定解除をしたいと思い、「思い 立ったが吉日」とばかり「アドバイス」に電話しました。実際通い始めたのは 3月に入ってからでしたが。

2度の事前審査

3月5日に事前審査を受けにいきました。前日に「アドバイス」で本番の要領で 20回近くやったので、まあ通るだろうと思って行きました。審査は1人目 でした。先ずはセンタースタンドがけ。普段から自分のバイクもセンター スタンドを使ってる(タイヤにかかる負担を減らすため)ので余裕だろうと思いつつ トライ。さあ下ろそうと思った途端「もう一回スタンドかけてみて。」と試験官。 「こんなにきれいにあげてるのに」と思いつつもう一度トライ。再び下ろそうと すると「はい、駄目ー。後で何処が悪いか教えてあげる。」 ???と思いつつも ずぅ〜っと待ちました(なんせ1人目でしたので)。で聞いてみると「爪先じゃ なく、ちゃんと土踏まずで踏まなきゃ。」と言われ、その時はなんて厳しいんだ と思っただけでしたが、後で思い出してみると合格したのはほとんどがかかとの ある靴を履いてる人だったような気が…(自分はスニーカーだった)。もちろん これは僕の勘違いかも知れませんが。

3月6日、2度目の事前審査に行きました。早速皆のはいてる靴を確認したところ 約半分がかかとのない靴で、昨日の仮定がおそらくあってると確信しました (もちろん思い込みかも知れませんが)。この日は前日の試験官ではなく(この日 もスニーカーで来ました)、1人目でもありませんでした。自分の番が来ましたが、 センタースタンドがけを土踏まずで踏むことに最も注意して行なったところ (当然?)合格しました。しばらく残って皆がやってるのを見てましたが、やっぱ り落ちるべき人が落ちて受かるべき人が受かってるという印象を受けました。しかし センタースタンドのつめを片方しか接地させてない人でも次の8の字押し歩きを やらしてもらってるのを見ると、昨日の仕打にますます腹が立ちました。しつこい ようですが、この日の合格者はかかとのある人が目立つということはありません でした。ともあれ合格できて良かった。


初めての本試験(3月13日午後、1コース)

本試験を受けるまでに「アドバイス」で4回練習し、1回は座学で本試験コースに ついて詳細に話を聞きました(おそらく交通安全協会の講習で聞けることと同じ 内容だったのではないでしょうか)。しかし受ける前から弱気になってしまい、 一生受からなかったらどうしようとか思ってました。

試験手続き前、周りを見渡すと皆かかとのある靴を履いてるではありませんか。 懲りもせずスニーカーで来た私はこれでズーンと緊張してしまいました。 試験を受ける手続きが終った後、待合室で試験についての簡単な説明がありましたが、 試験官の「今日が初めての人(手を挙げて)」という言葉で、緊張がさらに高まり パニック寸前でした。

そうこうしてる間に試験が始まり、とうとう自分の番が来ました。準備走行は試験の 採点とは無関係と聞いてたので、少しいい加減にすまして(一時停止のところを 徐行したり、ウィンカーを出さなかったり)発進合図を待ちました。 とりあえずメリハリのある走行を心がけました。しかしクランクで縁石にコスッて しまい、その後S字・波状路と終ったところで「帰ってきてー」。試験官のコメント は、

などで、「タイムトライアルをやってるんじゃないんだから」と言われてしまい ました。次の日の午後の試験を予約をして帰りましたが、帰る途中「やっぱり ブーツを履いた方が落ち着くやろうし、試験官の心象も良くなるやろう。 ブーツがあったら4回分ぐらい早よ合格できるんちゃうか。」と思い、ブーツを 買いに行きました(と言っても2輪用ではなく、安いやつですが)。

2度目の本試験(3月14日午後、2コース)

この日はブーツを履いてましたが、やはり緊張してました(ブーツごときで緊張 しなくなる訳がない)。順番が最後の方でしたので、他の人の試験を良く見ること ができました。しかし自分の番が来るまでに完走者が2人しかおらず、合格見込み の人も1人しかいなかった。なんて厳しい日なんだと思いつつも、受験者(自分も 含めて)のレベルの低さも痛感せざるを得ませんでした。で自分の番になりました。 今回から準備走行もちゃんとするようにしました。しかし 「もうあかんねんやろ、帰すんやったら、さっさと帰してくれ〜。」と思い、 やけになって続きをやってました。その後も など滅茶苦茶になってました。しかし急制動が終った時「もう一回急制動やって。」 と言われ、「もしかして」と思い、再び急制動へ。今度は完全に後輪ロック。 しかし、一応発着点まで帰ってきたので完走になるのかなぁ。コメントは この日午後の完走者は受験者20〜30人中僕を含め結局3人、合格者は1人 というお粗末な結果でした。「急制動さえうまくいけば合格だったのに〜」と、 少し悔しく思いつつ、次回の合格を考えながら予約を取って帰りました。

完走直後の本試験…(3回目、3月18日午後、1コース)

「完走した次の回は何処かしらの課題で失敗する」人が少なからずいると聞いては いましたが…。クランク・S字の後の をしてしまいました。一本橋・スラロームが終ったところで「帰ってきてー」。 コメントは でした。「今日こそは」と思ってただけにショックでした。再び「一生合格 できないんじゃないか」と、ビビリつつ予約を取って帰りました。

スーパースランプだった4回目の本試験(3月21日午後、2コース)

前回のこともあり、課題走行に恐怖心を抱きつつの試験でした。1つ目の課題の 一本橋にのる直前にエンスト。動揺を押えつつ渡り終った後に2度目のエンスト。 S字・クランク・波状路が終ったところで「はい、残念。帰ってきてー」。 コメントは でした。この回で「限定解除は運の要素がかなりある。あるレベルまでいくと、 あとは確率だ。」と強く実感しました。(自分のようなあまりテクのない人間に とっては、ですが)

5回目の本試験(3月25日午後、1コース)

「限定解除なんてしょせん確率だよな」と開きなおったものの、やはり緊張する 時は緊張します。しかも試験の直前まで小雨が降っており、急制動でミスッた ことのある自分にとっては少しやりにくい状態でした。気合いを入れ直して 始めたものの、左折時の度にふらつきがあり「あーあ、またあかんわ。」と 思いながらやってました。しかし課題は、それほど大きなミスもなく(波状路で どんどん右にずれていったりはしましたがふらつかないようにしました)進んで いきました。急制動が終ったとき、ふと合格の文字が目の前に浮かび、妙に興奮 したことは一生忘れないでしょう(忘れるのかな?)。試験後の試験官との 会話は
試験官:「今日何回目?」
ふじい:「5回目です。」
試験官:「何処かで練習してるの?」
ふじい:「アドバイスでやってます」
試験官:「アドバイスでやってる割には一本橋8秒台だったよ。」
ふじい:「あっ、そうだったんですか。(やべー)」
試験官:「じゃあ、下で待っといて。」
ふじい:「(やった〜)有難うございます。」

幕張での試験突破のために(確認動作について)

千葉の試験で最も重要視されてるのはおそらく「確認動作」でしょう。課題 走行がそんなにうまくなくても確認さえしっかりしてると、まず落ちることは ないと思います。(僕が落された主な理由は、すべて課題走行での大きなミス でしたし、完走した時もそれほどうまくいってませんでした。)

試験を見てるとやはり「受かる人」と「受からない人」の違いは歴然として います。課題走行がどんなにうまくても確認をしっかりやってない人は落され てましたし(数は少なかったんですが)、課題走行が非常に怪しくても確認を しっかりしてる人(僕が典型的な例)は受かってました。

で確認動作について「アドバイス」で言われたことは

1: 目視 -> ウィンカー
2: 3秒待って(頭の中で「いち・に・さん」と言う)
3: 目視 -> 左(もしくは右)寄せ

もちろんウィンカーをつけっぱなしにすることやすぐに切り返すこともある ので 1・2はないことも多いです。逆に 1をするのは千葉の場合1コース・ 2コースとも6箇所で6回しかないので、そこさえ押えれば合格にかなり近付 くのではないでしょうか。

バックミラーは見ても見なくても試験官からは分からないようです(一応試 験前の説明ではミラーも見るように言われますが)。僕も乗車直後のミラー合 わせの時にしか見ませんでした。

あと交差点での停止後の発進前の確認も「右、左、(自分のいる車線の)空 いてる方(の後方)」という具合で確認するように言われました。

急制動の後や見通しの悪い交差点で止まった後の確認も一連の動作でできる ように体で覚えてしまうのも良いかと思います。

(急制動:右後方確認 -> 右足ついて1速に -> 左足ついてウィンカーを出し -> 左後方・右後方確認 -> スタート)
(見通しの悪い交差点:右確認をしながらウィンカーを右に切り返し -> 左確認 -> 右後方(空いてる方)確認 -> スタート
(注)ウィンカーを右に切り返すのは次の交差点で右折するからです。)


取りとめのない文章を書いてきましたが、ここまでおつき合い頂き有難う ございました。また fj.rec.motorcycle の私の記事にフォローやリプライで 情報を提供してくれた方にとても感謝しています。1人でも多くの方が限定解除 できることを祈ってます。
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