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Lispの式は,フォームと呼ばれ,フォームには,関数,
スペシャルフォーム,マクロがあります.
関数では引数をすべて必ず評価したあと関数本体へその評価結果を引数として
与えますが,スペシャルフォームやマクロは評価せずにそのまま渡します.
ifやcondのように,制御文を作る場合には,引数を評価しない式を定義できる
仕組みが必要です.そのために,スペシャルフォームとマクロがあります.
スペシャルフォームはシステムに最初から組み込みの特別な式を作ります.
組み込まれているスペシャルフォーム以外に,ユーザ独自にスペシャルフォー
ムのような式を作るために,マクロがあります.
generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月7日