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(progn 式1 式2 ... 式N)
という形で,式1から順に式Nまでを評価して式N の値をこのprognの式の
結果として返す.
(block ブロック名 式1 式2 ... 式N)
という形で,ブロック名は評価せずに,
式1から順に式Nまでを評価して式N の値をこのblockの式の
結果として返します.途中に,return-from 式があるとそれを評価した値が
blockの値となります.その形は,
(return-from ブロック名 式)
で,式を評価した結果が ブロック名をもつblock式の値として帰ります.
組み込みマクロなどでは,ブロック名がnilのblockを自動的に作るものがあり,
(return-from nil 式)
とするとそのマクロから抜けることができることになります.
(return 式)
というマクロがあり,これは,ブロック名が nil のブロックへ return-from
します.
generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月7日