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12.2 progn, block, return-from

(progn 式1 式2 ... 式N) という形で,式1から順に式Nまでを評価して式N の値をこのprognの式の 結果として返す. (block ブロック名 式1 式2 ... 式N) という形で,ブロック名は評価せずに, 式1から順に式Nまでを評価して式N の値をこのblockの式の 結果として返します.途中に,return-from 式があるとそれを評価した値が blockの値となります.その形は, (return-from ブロック名 式) で,式を評価した結果が ブロック名をもつblock式の値として帰ります. 組み込みマクロなどでは,ブロック名がnilのblockを自動的に作るものがあり, (return-from nil 式) とするとそのマクロから抜けることができることになります. (return 式) というマクロがあり,これは,ブロック名が nil のブロックへ return-from します.

generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月7日