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1 プログラムをデータとして扱う

Lispの大きな特長のひとつは,関数や手続き自体もリストデータとして 表現されている点である. Lispの処理系は,括弧でくくられたデータを読み込んだときに,その フォームを関数だと思って評価を行って結果を表示するが, 関数を表すフォームを変数に保存しておいて,後でそのフォームを 評価したり,そのフォームを他の関数にデータとして引数で渡したり, 関数の戻り値として返したりすることができるようになる.



generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月7日