\
の後に置くことで特別な意味をもつ.
\|
2つの正規表現の間においてどちらかにマッチするものを指示する.
\(
と\)
複数の正規表現をひとつの正規表現としてグルーピングする.
\
の及ぶ範囲を限定する場合にも使う.
たとえば,"\(abc\)?def"
は,def または,abcdef に
マッチし,"\(abc\|def\)def"
は,abcdef
または,defdefにマッチする.
\数字
\(\)
でグルーピングした「数字」番目の部分をあとで参照する.
たとえば,<a=abc,b=abc>
のように同じパターンが2回現れるも
のを探したい場合には,
"<a=\([^,]+\),b=\1>"
のような正規表現を使う.
\<
と\>
\<
は,単語の先頭にマッチし,\>
は,単語の末尾にマッ
チする.
\w
と\W
\w
は,単語を構成する文字や数字にマッチし,\W
は,そ
れ以外の記号などにマッチする.
\sC
と \SC
\sC
は,Cの部分が文字のクラスを示し,そのクラスに属する1文
字のアルファベットを指示する.
\SC
の方は,Cの部分が文字のクラスを示し,そのクラスに属さな
い1文字のアルファベットを指示する.
たとえば,Cのクラスとして
によりスペースを表し,
"\s "
で,空白文字すべて,"\S "
で非空白文字すべてに
マッチする.