- 変数
$price = 1000
というように，$を使う．
- パターン結合演算子
右辺の正規表現が左辺にマッチするかどうか調べる．
数字列かどうか判定する例として，
if ($line =~ /^\d+$/) {
print " $line is number\n";
}
- 配列とリスト
配列変数には，をつける．
@num = (1 , 2, 3)
各要素を参照するには，
print $num[0]
という具合に，最初の要素を参照する．
要素は $ を使って参照する．
- 配列の連結と分割
連結 join(区切り文字列，配列やリスト)
分割 split(パターン/, 文字列)
$line = 'Hello';
@array = split(//, $line);
print join(':', @array);
とすると，H:e:l:l:o と表示される．
$num = 12;
@array = split(//, $num);
foreach $file (@array) {
print "<img src=\"$file.gif\">";
}
とすると，
<img src="1.gif"><img src="2.gif">
と表示される．
$line ='10:20:30';
($a, $b, $c) = split(/:/, $line);
print " $a, $b, $c \n";
とすると，
10, 20, 30
と表示される．
- スタック，キュー操作
配列の先頭から要素を取り出すにはshift(配列)，配列の先頭へ要素を追加する
には，unshift(配列，要素)を使う．
配列の末尾から要素を取り出すには，pop(配列)，配列の末尾へ要素を追加する
にはpush(配列，要素)を使う．
- 配列要素の抜き出し，差し替え
% perldoc -f splice
splice ARRAY,OFFSET,LENGTH,LIST
splice ARRAY,OFFSET,LENGTH
splice ARRAY,OFFSET
splice ARRAY
....
OFFSETからLENGTH個数を取り除き，LISTで置き換える．
リストコンテクストでは，取り除かれた要素が返り，
スカラーコンテクストでは，除かれた要素の最後が返る．
The following equivalences hold
(assuming `$[ == 0'):
push(@a,$x,$y) splice(@a,@a,0,$x,$y)
pop(@a) splice(@a,-1)
shift(@a) splice(@a,0,1)
unshift(@a,$x,$y) splice(@a,0,0,$x,$y)
$a[$x] = $y splice(@a,$x,1,$y)
- マッチした範囲の参照
$str = '10,20,30';
if ($str =~ /(\d+),(\d+),(\d+)/) {
$a = $1;
$b = $2;
$c = $3;
print "$a:$b:$c\n";
}
のように，$番号で参照する．階層的にカッコがある場合には，
左カッコの順で決まる．
パターンの中で参照する場合には，\番号で参照する．
- 置換 s/置換前/置換後/
置換前パターンを置換後パターンで置き換える．
でてくるパターンすべてを置き換えるには，
s/置換前/置換後/g
とする．
$str = "How are you?\n";
$str =~ s/(\w+) (\w+)\?/$2 $1!/;
print $str;
とすると，
% perl ../../perl/replace.pl
How you are!
と表示される．
