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10.1.1 末端へのパスのリストによる探索木の表現

ひとつのパスをシンボルのリストで表現し,探索木のすべてのパスを しらべて,そのパスのリストで表現するというものを考えてみましょう. 探索の結果返されるものは初期状態から目標状態への道です. 道(path)を表現する方法として,ここではリストを用いることにします. 始点$v_1$, $v_2$, ... , $v_n$の頂点からなる道は,ここでは, ($v_1$ $v_2$ ... $v_n$) で表現します. たとえば,根をsとして末端までのパスのリストで表現するとすると,
((s d e f) (s d e b c) (s d e b a) (s d a b e f)
 (s d a b c) (s a d e f) (s a d e b c) (s a b e d)
 (s a b e f) (s a b c))
のように表せます.

generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月6日