(参考)サンプルプログラムのコンパイル・実行法

西脇 光一

本文書は、第2回 KVMのインストールの 4.KVMの動作確認の捕捉である。 LedScroll.javaを例に、ボード上で試してみる方法を説明する。
  1. LedScroll.javaを ~/work/MechKVM/utmech/kvm/build/LedScroll.java と して保存する。
  2. ディレクトリを~/work/MechKVM/utmech/kvm/build/ に移動して、
    make DOWNLOAD=LedScroll.java download.srec
    と実行する。これにより、LedScroll.javaが、コンパイルされ、LedScroll.class の内容を含む jarファイルが、MechKVM.jarとして生成される。それをsrecフォー マットにしたものが、MechKVM.jar.srecである。
  3. kvm.srecをボードにダウンロードする。kvm.srecは、JAVAのバーチャルマシン 本体(classファイルに含まれる中間コードを解釈し、実行するプログラム)である。 kvm.srecは、電源投入後1度だけダウンロードすればよく、他のjavaプログラムを 試したり、javaファイルを修正したりするたびにダウンロードする必要はない。 (実行がうまくいかなくなってしまったら、再ダウンローを試してみると良い。)
  4. MechKVM.jar.srecをボードにダウンロードする。
  5. ボードのF3キーを押して実行を開始する。

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