最終更新日:1997年9月24日

脚型歩行ロボット"JROB-1"


脚型歩行ロボットJROB-1は自由度の高いボディTITAN-VIIIの上に汎用性と 拡張性の高いPCを搭載し、感覚と行動を統合したロボットの研究を行うため の研究用プラットフォームを目的としている。

JROB-1は、文部省重点領域研究「知能ロボット」で開発された

等を用いて構成されており、 これらのものを含めたすべての部品は市販されている。

計算機のシステムとして、 アーキテクチャにPC/ATアーキテクチャを、 動作OSにはLinux 2.0.30を採用しており、 ハードウエア的にもソフトウエア的にも拡張性に富んでいる。

JROB-1の構成図

また、このJROB-1は電源を含めて自立しているが、 無線LANを介してネットワークに接続することによって、 ネットワーク資源を有効に利用することができる。

今後のロボット研究において"JROB-1"は、感覚と行動を統合した知能処理 の研究を行うための議論や実験を行うための共通の基盤となり、また、AIや 情報科学、Artificial Life、Virtual Realityといったロボット以外の分野 の研究者がロボットの研究を行う際の窓口となることが期待される。


当研究室における研究


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