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Lego Mindstorms Robotics Invention System (RIS)は,
マイクロプロセッサを組み込んだプログラマブルブロック
RCX をもとに,ロボットを自作できる商品である.
図 1:
Lego MINDSTORMS Robotics Invention System
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図1のようなケースに,コンピュータに接続して使う赤外線通信タワーと
マイコンが内蔵されたRCX,モータ,センサと各種Legoブロックが入っている.
現在までVer.1.0, 1.5となり,現在は日本語説明CDがついたver.2.0になってい
る.標準では,Windows上のビジュアル言語(RCX CODE)でプログラミングが可能な
環境が付属しており,12才程度以上の子供がロボットを作りプログラミング
できるように作られている.価格は3万円弱で,
PCがRCXとの通信を行うための赤外線タワーもついており,Ver. 2.0からは,USB
ポートに接続する形になっている.
RCXの中のマイコンには,日立製のH8シリーズの8bit/16bitマイコンが使われ
ており,モータポート(A,B,C),センサポート(1,2,3)や,表示用LCD, 赤外線
ポート,4つの押しボタンスイッチ(RUN,VIEW,PRgm,On-Off)の操作をするため
の機能がROM の中に入っている.
内部に単三電池を6本内臓し,マイコンと,モータ,センサー,赤外線通信の駆
動をすべて行う.
図3のように,RCXに,モータを3個,センサを3個
まで接続可能である.
generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月7日