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3.1.2.2.7 モード
「kernel」か「user」を指定する.「user」を指定するとオブジェクトはユー ザモードで,つまり通常のアプリケーションとして実行される.「kernel」を 指定するとカーネルモードで,つまりOSと同レベルの権限を持ったプログラム として実行される.通常は「user」を指定する. 自分でプログラムを作成する際には,powerMonitor.ocfをコピーして,オブジェ クト名の部分だけを変更すれば良い.また,OCFファイルのファイル名は適当 な名前で良いが,Makefileのなかで記述するOCFファイル名を作成したOCFファ イルのファイル名に合わせる必要がある.

「Makefile」

powerMonitor.bin: powerMonitor.ocf ...
一般的にOCFファイルのファイル名は オブジェクト名と同じ名前で,最初の文字は小文字である. オブジェクト間通信がある場合,MS/OPEN-R/MW/CONF/CONNECT.CFGとstub.cfgも作成しなけ ればならない.詳しい内容は,オブジェク間通信のところで説明する.

generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月6日