next up previous
Next: 4.4.2 OCommandVectorData Up: 4.4 命令データの作成 Previous: 4.4 命令データの作成

4.4.1 RCRegion

サブジェクトからOVirtualRobotCommのオブザーバに送る命令のデータには, RCRegionという専用のクラスを使う.

RCRegion* region;
//中略: regionの生成
subject[sbjSubject]->SetData(region);
subject[sbjSubject]->NotifyObservers();
RCRegionの「RC」とは,Reference Counterのことである. RCRegionが生成された時点ではカウンタは1になっている. OVirtualRobotCommは,データの処理 中はカウンタを2にする. 参照カウンタの数値によって,命令データが使用中かどうかが分かる. また,RCRegionは命令データへのポインタを保持する.構造体OCommandVect orDataへのポインタを含むRCRegionをSetData()で送信することで,OVirtualR obotCommのオブザーバにLEDを光らせたり,脚を動かしたりする命令を出せる.

generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月6日