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4.3.1 メロディ生成サンプルプログラム

リアルタイム処理のサンプルとしてメロディ生成プログラムを取り上げる.ス ピーカを適当な間隔でON/OFFを繰り返すことでその音を出すことができる. ON/OFFの周期により音程が決まる.PCでは,スピーカのON/OFFは 0x61 番地の 2bit目のビットをON/OFFすることで制御できる.したがって,メロディ生成 プログラムは以下のように書くことができる.
while(1) { 
    usleep(500); /* この間隔を変えると
                     音程が変化する */
    tmp = inb(0x61);
    if ( i++ & 1 ) { tmp = tmp |  0x02;
    }else{           tmp = tmp & ~0x02;}
    outb(tmp, 0x61);
}


generated through LaTeX2HTML. M.Inaba 平成18年5月6日